教員免許更新講習(予備講習)
教員免許更新というのがある。
正確にいえば、去年の6月にできた。
平たくいえば、教員免許を車の免許のように、10年を単位として有効期限を設けようということである。
何でこんな制度が降ってわいたかというと、安倍元首相の教育再生会議が不適格教員を免職させるために考えた制度である。
文科省の免許更新ページには、「先生方が自信を持って教壇に立っていただくため…」などと書いてあるが、教育再生会議の議論を眺めていた人々(私も含め)からすれば、誠に白々しい詭弁である。
まぁ、決まってしまったのだから何を言おうが唇寒しなのだが、その最初の更新に当たってしまうのは、幸か不幸のどちらと言えるのだろうか。
免許の更新時期は取得した年に関係なく、生年月日に左右される。
私に限っていえば、今年の3月に専修免許を取ったばかりなのに、8月の今、更新講習(予備講習)を受けているのだ。
この予備講習というのは、来年度の更新講習本実施に向けて、「試行」という形で行われる。
更新講習は教職課程のある大学が開講する。しかも受講は更新者である教師の自腹でまかなわれる。
文科省の試算に因れば、毎年全国で約10万人が更新する。
少子化で台所事情の厳しい大学にあって、10万人という数字は毎年の新入生の数に匹敵する。更新講習は一人あたり3万円かかるらしいから、大学にとってこんな美味しい話はない。
そういうわけだから、今年の予備講習は差し詰め、モニター、宣伝要員、口コミの発信源構築という側面もある。
今日でその予備講習の4日目が終わったのだが、その詳細は後日記すことにする。
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